福井大学医学部附属病院 整形外科 教授
福井大学医学部 器官制御医学講座 整形外科学 教授
中嶋 秀明
ふくい内視鏡・胃腸クリニック 院長 宇賀治 良平
福井大学医学部附属病院 薬剤部 教授 津田 真弘
脊柱側弯症という病気がある。子どもに多く、本来なら真っ直ぐなはずの背骨が、左右に曲がったり、ねじれたりしてしまう。全体の80〜90%は原因がわからない「特発性」の側弯症で、小学校高学年から中学生の成長期にかけて、とくに女子に多く発症するとされる。
背骨の曲がりがひどくなると、将来的に腰痛や肺活量の低下などの呼吸器障害を引き起こすことがあることから、変形した脊椎を矯正する手術が行われる。重要な神経や血管の近くに金属の固定材料などを挿入するケースが多く、より高度で安全性の高い技術が求められる。
患者の立場から見れば、胃カメラや大腸カメラといった内視鏡検査は、決して楽なものではないかもしれない。以前に検査した際、痛い・苦しいと感じた人ならば、なおさら受診のハードルは上がる。たとえ検査を受けたことがなかったとしても、人伝えに経験談を耳にし、身構えてしまう人もいることだろう。一方で、消化器系がんの早期発見に関して内視鏡検査の有用性は明らかだ。40歳を過ぎたら胃カメラは1年から2年、大腸カメラは3年から5年に1度の頻度で実施することが推奨されている。
病院薬剤師といえば、ひと昔前まで「薬を調剤する」のが主な役割だった。だが医薬分業が進んだ今、大学病院ではその役割が大きく変わってきている。一言でいえば、薬を提供する専門家から、病院の高度医療を支える立場へと役割が変化しているのだ。
「メインは、病棟薬剤業務といって病棟に出向いて入院患者さんの持参した薬を確認したり、ベッドサイドに行って、患者さんが薬を正しく使えるように薬効・使い方・注意点などについて指導を行います。医薬品を院内で安全かつ適正に使用していただくために、病棟の医師や看護師、その他の医療スタッフとともに、チーム医療の一員として患者さんのケアにあたっています」