社会医療法人 大雄会 理事長 伊藤 伸一
春日井市民病院 院長 成瀬 友彦
千葉大学 客員准教授/(一社)東海地域医療・介護連携推進センター 代表理事 渡辺 徹
JA愛知厚生連 企画管理局長 秀野 功典
社会医療法人宏潤会 大同病院 理事長 宇野 雄祐
みずのリハビリクリニック 本村 絢子院長
名古屋アイクリニック 小島 隆司院長
はな皮ふ科クリニック 伊藤 恵梨院長
大雄会グループは、開設から102年の歴史を経ていまや民間病院の枠を超え、公的病院に匹敵する存在へと成長を遂げている。一般外来から専門外来、救急医療、予防医療、在宅支援、研究・開発まで総合力を活かした地域医療ネットワークは、県内でも屈指だ。
とくに、一宮市を中心とするエリア人口約52万人ともいわれる尾張西部医療圏においては、トップランナーの一角として実質的に機能しているといっても過言ではない。その強みと特徴をざっとみてみよう。
春日井市民病院は、ここ数年で大きく様変わりした。診療科の人員確保や医療機器の導入などで、医療の質が向上しつつある。その象徴が今、患者が急増している泌尿器科の領域だ。
代表疾患の一つ前立腺がんは、ロボットによる低侵襲な手術が公的保険で受けられることもあって近年、治療が進んでいる。しかし春日井市民病院では、前立腺がんの早期発見数が増加しているにもかかわらず、対応する泌尿器科の体制がこれまで十分に整っていなかった。それを解決するために、泌尿器科医の増員と手術支援ロボットの導入に踏み切ったのだ。
名古屋市の中心部には数多くの病院がある。しかし人口減少と超高齢社会が現実になった今、その役割は確実に変わりつつある。名古屋市南区にある社会医療法人宏潤会と大同病院は、その変化をいち早く見据えてきた医療・福祉グループの一つといえよう。
グループの中核、大同病院は、404床を抱える高度急性期病院だ。救急医療、がん診療、小児医療など、専門性の高い医療を担う地域の基幹病院として知られる。病床数は決して多くはないが、急性期医療の存在価値はもはや病床数だけでは測れない。
診療の現場では見えにくい、3人の医師の素顔を紹介します。